1. 定年後に不安を抱えていませんか?
「65歳を過ぎても働きたい。でも、もし職を失ったらどうなるのだろう?」そんな不安を感じたことはありませんか?
64歳までは雇用保険の「失業手当(基本手当)」がありますが、65歳以上は対象外。では、私たちはどうすればいいのでしょうか。
その答えが 高年齢求職者給付金 です。
この記事では、この制度の仕組みや手続きの流れをわかりやすく解説しながら、定年後のセカンドキャリアを前向きに描けるヒントをお伝えします。
2. 高年齢求職者給付金とは?
高年齢求職者給付金とは、65歳以上の雇用保険加入者が離職した際に受け取れる給付金のことです。対象になるのは、以下の条件を満たす人です:
- 離職前1年間に、通算6か月以上の雇用保険加入歴があること
- 現在「失業状態」にあり、就職する意思と積極的な活動があること
つまり「これからも働きたい」という気持ちが大前提になります。退職後に家事専念や自営業を始める場合は対象外なので注意しましょう。
3. いくらもらえる?支給額と期間
支給額は「基本手当に相当する額 × 所定日数分」で計算されます。
例を見てみましょう:
- 65歳以上で退職前6か月の賃金総額が180万円
- 雇用保険の被保険者期間が1年以上
→ この場合、1日あたり約6,207円 × 50日分 = 約31万円 が支給されます。
一方、雇用保険の被保険者期間が 1年未満 の場合は、所定日数が30日となります。
例えば同じ条件で1年未満の加入であれば、6,207円 × 30日分 = 約18万6千円 が支給されることになります。
受給期間は「離職日の翌日から1年間」。ただし、求職申し込みが遅れると受給できる日数が減ることもあるため、早めの行動が大切です。
4. 手続きの流れと必要書類
受給には、ハローワークでの手続きが必要です。
主な必要書類は以下の通り:
- 離職票
- マイナンバーカード(ない場合は個人番号確認書類+身分証明書)
- 写真1枚(3cm×2.4cm)
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
手続きを後回しにすると「気づいたら期限ギリギリで受給日数が減った」というケースもあります。退職後はできるだけ早めにハローワークへ足を運びましょう。
5. 制度を活用してセカンドキャリアへ
高年齢求職者給付金は「安心して次のステップを探すための準備金」として活用できます。
この期間を利用して:
- 再就職に向けたスキルアップ
- 副業やフリーランスへの挑戦
- 地域コミュニティやボランティア活動への参加
など、収入だけでなく「生きがい」や「社会とのつながり」を得られる働き方を模索してみるのも良いでしょう。
6. まとめ
高年齢求職者給付金は、65歳を過ぎても「働きたい」という気持ちを持つ人を支える制度です。
制度を知り、正しく手続きすれば、定年後の不安はぐっと小さくなります。
あなたのセカンドキャリアは、ここから新しく始まります。
まずはハローワークへ。小さな一歩が、大きな未来につながります。


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